保湿クリーム

ワセリンはしわ取りに効果あり?ちりめんじわの原因や上手な使い方などご紹介!

この記事ではワセリンのしわケアについてまとめています。

ワセリンを使ったしわケアって効果があるのか気になりますよね。

結論として、ワセリンはしわケアに効果があります。

ですが、 ワセリンは間違った使い方をすると肌が赤くなったり痛くなる可能性もあるので、正しい使用方法を知ることが大切です。

ワセリンを使ったしわケアの詳しい方法やワセリンでは効かなかった方にもおすすめなしわ対策もご紹介しているので、しわが気になる方はぜひ読み進めてくださいね!

ワセリンでのケア前に確認!しわができる4つの原因を解説!

しわの原因
  1. 乾燥
  2. 摩擦
  3. 紫外線
  4. 加齢

そもそも、なぜシワは出来てしまうのかを調べてみたところ、しわの原因は大きく分けて4つあることが分かりました!

しわの原因によってはワセリンを使って効果を実感できるしわと、ワセリン以外の対策をしたほうが良いしわとに分かれます。

一体どんなしわの原因があるのか、それぞれ見ていきましょう!

しわの原因①:乾燥

肌の水分量が減少すると、肌の表皮のうち一番外側にある角層に小さなシワ、いわゆる「ちりめんじわ」や「小じわ」があらわれ始めます。

肌の乾燥により、角層がはがれおち、表皮の水分が蒸発することにより、皮膚が硬くなってしわができるのですね。

乾燥シワなら肌の乾燥を防ぐことによって、肌の奥にある真皮に影響が出る前に対処することができます。

乾燥によるしわには、ワセリンでの保護が効果的です。

しわの原因②:摩擦

肌に摩擦の力がかかると肌にとって刺激となり、キメが崩れ乾燥することでシワができやすくなります。

敏感肌の方は乾燥だけではおさまらず、赤くなったり、かゆみが誘発され、肌が荒れることもあります。

摩擦の原因は、こすり落とすタイプのクレンジングや、間違った洗顔方法、最近ではマスクによる摩擦が挙げられます。

ワセリンの塗り方を間違うと肌が痛くなることもあるので、ワセリンの正しい使い方には必ず目を通してくださいね。

しわの原因③:紫外線

紫外線を浴びると、紫外線B波(UVB)が肌の表面を黒くするだけではなく、紫外線A波(UVA)は肌の内部まで到達し、肌組織であるコラーゲンを破壊してシワやたるみを引き起こします。

紫外線由来のしわはどんなにワセリンやクリームなどで保湿をしても意味がありません。

コラーゲンを破壊するUVAの量は一年中同じ量が降り注いでいますので、日焼け止めはUVAとUVB両方を防ぐ成分が配合されているものを選び、紫外線量の少ない秋冬も気を抜かずに紫外線からガードするようにしましょう。

しわの原因④:加齢

年を重ねると肌のコラーゲンが減少しやすくなり、どんなに表皮を保湿をしても消えないシワが形成されていきます。

この老化によるシワというのは、重力のある地球で生活しているならどんな人でも避けることのできないもの。

一度シワが刻まれてしまうと、残念ながらワセリンなどの保湿だけでは消すことはできません。

が、現在の美容医療の技術ではシワを目立たなくする治療法も生まれているので、こちらも後ほどご紹介しますね!

しわケアには「白色ワセリン」がおすすめです!

ワセリンは純度の違いによって、「黄色ワセリン」「白色ワセリン」「プロペト」「サンホワイト」の4種類に分類されますが、一般的にワセリンという呼ぶ時にはお肌につけても安心な「白色ワセリン」のことをを指します。

ドラッグストアで見かけることも多い白色ワセリンは、第3類医薬品の分類で医療用医薬品として医療機関で使用されています。

白色ワセリンは精製度が高く不純物が混入していないので、肌を刺激する物質も排除されているので安心ですね。

そのため、刺激に敏感なお肌や赤ちゃんなどでも、白色ワセリンなら炎症が起きたり刺激を感じる可能性は極めて低いと考えられています。

以下の章では、白色ワセリンを使ったしわケアのやり方について紹介していきますね!

ワセリンを使ったしわケア方法3ステップを解説!

ワセリンを使ったしわケア方法3ステップ
  1. ワセリン少量を指に取る
  2. 両手にワセリンを薄く伸ばす
  3. 顔を包むようにワセリンを押し当てる

ワセリンの使い方は、とにかく薄く伸ばすことが大事です。

ワセリンは100%の油なので、一般的なクリームや化粧水とは使い方が異なるんですよね。

間違った使用方法をすると、乾燥した肌がもっと荒れてしまったり、赤くほてるなどの副作用も出てしまいますので、この章でご紹介するワセリンの使い方をしっかり読んで実践してみてくださいね。

ステップ①:ワセリン少量を指に取る

清潔な指先にワセリンを少量、お米粒2つ分くらい取ります。

なぜ少量なのかというと、ワセリンの量が多すぎると熱がこもって赤みが出たり、熱を帯びてかゆみが増してくるなどの症状も出やすくなるためです。

クリームなどは多ければより保湿してくれると思いがちですが、ワセリンに関しては「少ない」と感じる程度が適切な使用量なんですね。

ステップ②:両手にワセリンを薄く伸ばす

指先にのせたワセリンを手のひらに伸ばし、両手ではさんで温めながら薄く伸ばします。

両手で薄く伸ばしたワセリンは、見えない程度がちょうど良い量です。

ワセリンがついた両手で顔を包み込むように軽く押し当てながら塗っていきます。

ステップ③:顔を包むようにワセリンを押し当てる

ワセリンを顔につける時は指や手を滑らせるのではなく、ギュギュッと手のひらを押し当てるようにして塗っていきます。

要注意なのが、クリームや乳液のように指や手を滑らせて塗らないこと!

伸びの良いクリームのように塗ってしまうと、摩擦による刺激が与えられてしまい、よけい乾燥を招くことがあるので気をつけてくださいね。

しわケアに有効なワセリンの使用タイミングを3つ紹介!

ワセリンを使うタイミング
  1. 朝のお手入れの後に肌全体へ
  2. メイク時に目元へ
  3. 寝る前に気になる部分へ

しわに効果があるワセリンですが、一体いつ使えばいいのか分かりにくいですよね。

この章では、ワセリンを使うおすすめのタイミングをご紹介します。

日頃のスキンケアやお化粧のひと手間にワセリンを加えるだけで取り入れやすいので、ぜひ見てみてくださいね。

ワセリンの使用タイミング①:朝のお手入れの後

朝の洗顔をして化粧水や乳液で肌を整えたあと、お肌全体へ薄くワセリンを塗ります。

塗り方は手のひらを使ってお肌全体を押さえるように塗ります。

もし間違って塗りすぎてしまったら、肌の上からティッシュで押さえてティッシュオフしてください。

ワセリンの使用タイミング②:下地を塗る前

朝のスキンケア後にお肌全体へワセリンを塗ったら次は目の下や目尻にワセリンを塗ります。

下地を塗る前、目元に指先でポンポンと薄くワセリンを塗ります。

指先で塗りたくない方は綿棒を使って、目元のシワの上にだけ置くように塗ります。

こうするとメイク前に目のしわがふっくらします。

ワセリンの使用タイミング③:夜のスキンケアの仕上げ

夜のスキンケアの仕上げとして、顔全体または気になるところにワセリンを塗ってフタをします。

夜の寝る時間は成長ホルモンが分泌されて肌が新しく作られる時間帯ですから、ワセリンの保護膜に守られて新しい肌を生み出すためにも夜のスキンケアの総仕上げとしてワセリンでカバーをしましょう。

この時に、美容液やクリームなど肌の内部に浸透する成分や、高機能のコスメを使ってお肌に栄養を与えてからワセリンパックをすると効果を感じやすいですよ。

ワセリン以外のしわ対策はこれ!効果のある方法を厳選紹介!

対策 即効性 コスト
コラーゲンを含む食事
ゴールデンタイムの睡眠
年間を通した紫外線予防
肌の内部をうるおすスキンケア
美容外科での治療

ワセリンでは乾燥によるちりめんじわや小じわ対策ができるのはわかりましたが、ワセリンだけでは効果を感じられない方もいると思います。

ワセリンの大きな特徴は、肌の表面に油の膜を作ることで外部の刺激から守り、傷ついた肌から水分が逃げるのを防いでくれることです。

しかし、ワセリンは肌に染み込むことがないので、水分を補給する目的では使えません。

ワセリンだけで保湿ケアを続けてしまうと、インナードライといって、肌の内部が極度の乾燥状態になってしまうことも・・・。

ワセリンでしわケアをするなら、まずは化粧水や乳液、美容液などでうるおいを与えてから、ワセリンでフタをするように保湿するのがベストですね。

この章では費用のかからないしわケア方法から、即効性が期待できる治療する方法まで5つピックアップしていますので、ご自身の希望に合うしわ対策を見つけてみてくださいね。

しわ対策①:コラーゲンを含む食事

肌のハリや弾力を左右するコラーゲン生成に関与している栄養素の摂取がしわ対策になります。

大豆に含まれるイソフラボン、まぐろやかつおなどのお魚に多く含まれるナイアシン、パプリカやキウイなど野菜や果物に含まれるビタミンC、鶏肉や卵に含まれるタンパク質からなるアミノ酸が体内でコラーゲンを作ってくれます。

生活の中で意識するだけでもしわ対策になるので積極的に取り入れていきたいですね。

しわ対策②:ゴールデンタイムの睡眠

夜の10時から午前2時までの間は、「お肌のゴールデンタイム」と呼ばれ、肌を修復する成長ホルモンが分泌されます。

シワを正常な状態に戻すためにも、早寝早起きの生活習慣を身につけたいですね。

睡眠が阻害されないよう、夕方以降のカフェインを控えたり、寝る1時間前にはスマホを遠ざけるなどの工夫も必要です。

しわ対策③:年間を通した紫外線予防

紫外線は、UVAが肌の内部組織を破壊してしわを形成し、UVBが肌を黒くします。

日焼け止めにはUVAを抑えるPA値、UVBを防ぐSPF値が記載されているので注目してみてください。

おすすめなのはオルビスから2021年春に発売された、美白とシワ改善を同時に叶える「リンクルホワイトUVプロテクター」です。

有効成分ナイアシンを含み、SPF50+・PA++++のスペックなので、日頃のお出かけからレジャーまでこれ1本塗っておけば安心ですよ。

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しわ対策④:肌の内部をうるおすスキンケア

お肌の表面上をワセリンなどでいくら保護しても、肌の内部にうるおいを与えないと「インナードライ」といって乾燥が余計にひどくなることがあります。

肌にもともと存在している保湿に長けた成分であるヒト型セラミドを配合した化粧品なら、肌にしっかり浸透して中からうるおいが持続します。

ETVOS(エトヴォス)のアルティモイストラインシリーズなら、敏感肌にやさしい界面活性剤不使用、ヒト型セラミド配合なうえ、ナイアシンアミドなどのしわに効く栄養素が入っているのでおすすめです。

アルティモイストライン公式ページはこちら!

しわ対策⑤:美容外科での治療

個人が市販の化粧品を使ってできるしわ対策には限界がありますが、現在は医療技術が進歩しているおかげで、美容皮膚科でしわを取る治療という選択肢があります。

ボツリヌス菌を注射するボトックスが有名かもしれませんが、湘南美容クリニックでは幅広いメニューがお手頃価格からトライできます。

医師による施術なのでセルフケアよりは費用はかかりますが、モニター価格で治療することもできますので、もし気になるかたは無料カウンセリング予約してみることをおすすめします。

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ワセリンのしわケア効果まとめ

ワセリンのしわケア方法
  • 乾燥しわにはワセリンが有効
  • ワセリンの使い方は注意が必要
  • しわの原因によって対策は異なる

お肌の乾燥による小じわやちりめんじわには、ワセリンでフタをするしわケアが有効だと分かりましたね。

なお、ワセリンだけではお肌にうるおいを与えられないので、かならず先に化粧水や美容液で水分をたっぷり補給しましょう。

もしワセリンでしわが改善しなかった場合は、有効成分配合のスキンケアアイテムや、美容皮膚科の治療などのシワ対策もぜひ試してみてくださいね。