本記事では鼻の毛穴は歯ブラシでキレイになるのかについて解説します。
現在「鼻の毛穴を歯ブラシでゴシゴシすると、ごっそり汚れが取れるよ!」という動画が約800万再生を超えており、話題になっているんですよね。
果たしてこれは本当なのでしょうか。
結論から言うと、この方法は一時的に毛穴を綺麗にするだけで、最終的には100%悪化します。
絶対にやめておいた方が良いですね。
この記事では、そんな鼻の毛穴を歯ブラシでゴシゴシする危険性と、正しいケア法についてお伝えするので、ぜひ参考にしてください!
鼻の毛穴に歯ブラシを使ってはいけない3つの理由
- 歯ブラシが毛穴を広げて逆に悪化させるから
- 歯磨き粉には肌を刺激する成分が多く含まれているから
- 重曹のピーリング作用が肌を傷つけるから
ポロッと取れそうな鼻の毛穴の汚れ。
たしかに歯ブラシでゴシゴシすれば、綺麗になりそうな気もします。
ですが必ずやってから後悔することになるでしょう。
ということで、なぜ鼻の毛穴に歯ブラシを使ってはいけないのか、3つの理由を丁寧に解説します♪
理由①:歯ブラシが毛穴を広げて逆に悪化させるから
まず1つ目の理由が、鼻に歯ブラシを使うと、毛穴が広がって逆に汚れが溜まりやすくなるからです。
他サイトを見てみると「柔らかくて細い歯ブラシを買えばOK」という説明もありますが、そんな訳ありません。
肌の表面は0.02mmという薄い角層によってできているので、いくら優しい歯ブラシを使っても無意味なんですよね。
角層が傷付くことで乾燥しやすくなり、皮脂が分泌されて、鼻の毛穴はさらに汚くなります。
そして毛穴も広がりますから、前よりも目立ちやすくなるんです。
多くの人が「歯ブラシを使う前の方が良かった…」と感じてしまうはず。
理由②:歯磨き粉には肌を刺激する成分が多く含まれているから
冒頭の動画では、歯磨き粉を使っていましたが、歯磨き粉は肌にとって刺激でしかありません。
例えば、「ラウリル硫酸ナトリウム・プロピレングリコール(PG)」あたりですね。
ラウリル硫酸ナトリウムは、界面活性剤の1種で洗浄力がメチャクチャ強いことで有名です。
できれば肌への使用を避けたいところ。
さらにプロピレングリコール(PG)は保湿成分なんですが、皮膚刺激や浸透性の問題が指摘されて、化粧品業界では最近もう使用されなくなってきた成分です。
これらの成分を直接肌に塗ってゴシゴシするなんてゾッとしますね。
理由③:重曹のピーリング作用が肌を傷つけるから
冒頭の動画では、歯磨き粉に加えて重曹も混ぜていました。
この重曹はタンパク質を分解する作用が知られており、いわゆるピーリング作用があるんですよね。
ただし、肌が弱い人が使ってしまうと刺激が強すぎたり、必要な皮脂まで落としてしまう可能性があります。
その結果、鼻がカサカサになって皮脂の分泌が増加。
黒ずみの原因になるので、今まで以上に鼻の毛穴が気になってしまうはずです。
鼻の毛穴はコレで解決!正しいケアの仕方5ステップを紹介します!
- クレンジングをした後ホットタオルで顔を温める
- 毛穴スプレークレンズをたっぷり吹きかける
- 2-3分何もせずに放置する
- 水やぬるま湯ですすぐ
- たっぷり保湿をする
鼻の毛穴に歯ブラシを使うのは厳禁だということが分かりました。
そこで、ここでは鼻の毛穴の正しいケア法を5ステップで紹介していきます。
夜、お風呂に入る前のルーティーンとして見ていただければ幸いです。
誰でも簡単に実践できるので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
ステップ①:クレンジングをした後ホットタオルで顔を温める
まずはクレンジングでメイクを落としておきましょう。
そしてしっかりとホットタオルで毛穴を柔らかくし、開かせておきます。
この作業が面倒で地味にサボりがちなんですが、やるのとやらないのとで全然違います。
必ず1分ほど、ホットタオルで顔を温めてあげましょう。
ステップ②:毛穴スプレークレンズをたっぷり吹きかける
続いて毛穴スプレークレンズを肌にたっぷり吹きかけます。
だいたい10プッシュくらいですね。
この毛穴スプレークレンズは高機能性還元性イオン水を100%使用しており、優しく毛穴の汚れを除去してつるつるにしてくれる、今話題のアイテム。
詰まったタンパク質の角栓にピタッと吸着して、毛穴の奥の汚れまで浮かしてくれます。
ゴシゴシ洗う必要が無いので、時間が無いときも、ズボラな方も、肌に負担をかけることなくケアができるんです。
1家に1個あっても損はないかと思います♪
ステップ③:2-3分何もせずに放置する
毛穴スプレークレンズを吹きかけたら、2-3分何もせずに放置します。
このアイテムのすごいところは、ただ放置するだけで、白く濁った液体がポタポタと垂れてきます。
これは角栓が皮脂汚れが混じって落ちている証拠。
だんだんピカピカになっているんだというイメージを持って、ワクワクしながら待ちましょう。
ステップ④:水やぬるま湯ですすぐ
2-3分たったら、水やぬるま湯ですすぎます。
洗顔フォームを使う必要はありません。
なぜなら毛穴スプレークレンズは、こだわりの無添加を実現しており、肌に悪い成分がほとんどないからです。
朝使う場合は、ティッシュオフするだけも可!
ササッと顔を整えましょう。
ステップ⑤:たっぷり保湿をする
最後に、いつも通りたっぷり保湿します。
鼻の乾燥は毛穴詰まりの原因になりやすいので、入念にケアしておきましょう。
たった1回毛穴スプレークレンズを使うだけで、かなり鼻がキレイになったはず。
歯ブラシで鼻を傷づける心配も一切無いので、もし鼻の毛穴で悩んでいるなら、全人類試す価値がある方法でしょう。
まとめ:鼻の毛穴に歯ブラシは絶対使わないようにしましょう!
- 鼻の毛穴に歯ブラシはただ悪化するだけ
- 歯磨き粉を肌に塗るのは刺激が強すぎる
- 重曹も肌が弱い人は危険
- 鼻の毛穴ケアは優しくいじらないのかコツ
- 毛穴スプレークレンズがあれば簡単にケアできる
鼻の毛穴に歯ブラシは危険だということが分かりました。
歯ブラシで毛穴を広げてしまうリスクがあること。
歯磨き粉や重曹には、肌を傷つけてボロボロにする可能性があること。
ネットの情報を鵜呑みにしていると、かなり危険なんです。
変に色んな方法を試すのではなく、ぜひ本記事で紹介した毛穴スプレークレンズを使ったケア法で、正しく安全に鼻の毛穴のケアをしてみてください。
たった1日で肌の印象が変わるはずです。